ぽれぽれ日記

休職中アラサー会社員による日常のメモ

人間の多様性とその付き合い方

こんにちは。

出来るだけ毎日ブログを書こうと思っていたのになかなか続けられません。自分に対するスタンスとして「自己否定」が基本なので、ブログを書けないことすらも「毎日パソコン開いて何か書くことすら出来ないなんて」って思ってしまいます。このことはまた別で書こうかな。

休職することになったことから、多様性について考えることがあり今日は私の思う多様性について書きます。

企業の推進する「多様性」とは?

この記事の冒頭にあるように、「企業の競争力を高めるために多様性を推進」しています。多様な人材活用と彼・彼女らが働きやすい環境の整備が多様性を評価される上でポイントとなっているようです。

子供を持つ女性が産休・復帰できる制度や、障がい者の採用、外国人採用が思いつきますが、社内公募制度や有給取得率も「多様性」の項目なのですね。

toyokeizai.net

私のなりの「多様性」とその推進について・・・

 私の思う「多様性」

私は多様性を許容するとは、一人一人の特質を認めることだと思っています。個人的な印象では、企業の推進する「多様性」って、子供を持つ女性、障がい者、外国人、LGBTの人々…のように明確なラベルを持つある程度まとまった数がいる人々のことを指しているように感じます。

例えば、「朝が苦手なのでお昼頃から働きたい」「お昼ご飯は一人で食べたい」「プライベートの時間は一切職場の人と会いたくない」「休憩時間を多く取った方が仕事の生産性が良い」「裁量権を持ちたい」等々、個々人がそれぞれの能力を最大限に発揮するために必要なことって人それぞれだと思います。

私は、自身の特質について「メールでの形式化した挨拶が苦手」「メールでの丁寧すぎる日本語が嫌い」「在宅勤務をしたい」等々にここ数年で気づきました。

それら特質を否定したり、抑えつけたりすることは、居心地が悪く働きづらいと思わせ、人材流出に繋がります。「朝早く出社できないなんて甘えだ」とか「まだ新人なんだからいうことを素直にやっていればいい」等々、一見正しいように見えることを言われたことのある方もいるかもしれません。

多様性を推進するには?

もちろん銀行の窓口で働くのに朝早く出社できない、とか、マニュアルに沿ってすることが基本の仕事で「裁量権を持って仕事をしたい」ということは見当違いです。その企業で働くことを決めた本人もその人を採用してしまった企業も見誤っており、明らかにミスマッチです。

ですが、業務をする上で大して差しさわりのないことであれば、個々人の特質を許容し、本人の自主性に任せることが一番だと思います。私はピープルマネジメントをしたことはないですが、個々人の自主性を信じ、委ねるということはとても怖いことだと思います。けれど、本質的でないことを、ルールで統制し縛っていては企業が目指す“競争力”なんてものを高めることはできないと思います。

私の多様性との付き合い方

私は休職することをキッカケに多様性について考えることが増えて、仕事が嫌なわけでもないし嫌いな人がいるわけでもないけどなんか働きづらいなあって思い始めたら、私の多様性は認められているのか?って考えることにしました。自身の所属する企業が自身を許容する器を持ち合わせていなくても、「私の多様性を認めよ!」という乱暴な考え方はしません。自身の特質の中でこれだけは譲れないという点について会社と相反するようだったら自身が去ることを考えた方が有益だと思います。

この多様性って子育てにも適用できることなのかなって思います。することなすこと全てに対して親が正しいと思うことに従わせてコントロールすればするほど子供はどんどん生きづらくなっていきます。上司が部下の自主性に任せること以上に、親が子どもの自主性を信じることはとても怖いと思います。子どもが失敗するのを見ることは胸が張り裂けるほど辛いことなんだと想像します。けれど大事な子どもだからこそ子どもの自主性に任せる勇気が必要だと思います。

私自身、社会に出てから生きづらいと感じることが増えました(生きづらさの理由は家庭環境に起因するものが多いです)。まずはどうして生きづらいのか?それはどこから来るのか?ということに向き合います。とても辛いですが生きやすくするためには必須です。それから、のびのびと生きやすい環境、居心地良く付き合える友人恋人はどんな人か?ということを考え、居場所を自分で見つけるためのアクションを取ることが必要ですね。

と、上記のように言うことはとても簡単です。ですが、私自身、生きづらさと向かい合って3年半経ってやっと、具体的になんで生きづらいのか?何に起因するものなのか?というところが分かってきました。それでもまだまだ気づけていないことも多いです。(だからこうして予期せず休職することになりました。)これまでは環境や周りの大人のせいにしてきましたが、もう不満だけを言っていられないなと思います。

私自身生きづらいと感じることが多いので、他人の多様性も許容できる人間になりたいなと思います。それはきっと自分の多様性を受け入れてあげたら自然にできるようになることなのかなと思います。